おんねんヌケニンのお墓

ポケモンについて色々書きます

【S22 最終526位(レート1930)】厚底ブーツシャンデラ軸

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皆様初めまして スコールと申します。

昨シーズンに目標だったレート1900を達成できたので、記念として記事にしておこうと思います。

なお、努力値はすべて極振りで、特に記載がなければS個体値はVです。

 

 

【個別解説】

①白バドレックス@ラム 

実数:207-238(↑)-171-×-150-63(↓)

努力値:HA余りB(勇敢)

技:ブリザードランス、10万馬力、種爆弾、トリックルーム

 

トリルの展開からエース運用まで、できることの幅が広く、先発で投げやすいコマでした。

熱湯やあくび持ちにも投げやすいようにラムの実を持たせています。

消耗していなければ、A+1の状態でコピーされても相手のメタモンに殴り勝つことができるため、メタモン入りには無傷の+1バドレックスを作ることを目標に立ち回っていきます。

もし消耗した状態でスカーフメタモンにコピーされてしまっても、トリルのターンさえ枯らせば、後述のシャンデラの方が早いため、問題なく止められます。

201ゼルネアスの+2ムーンフォースへの乱数が変わるので、端数はDのほうがよさそうです。

 

 

 

シャンデラ厚底ブーツ

実数:167-×-156(↑)-165-111-100

特性:炎の体

努力値:HB余りD(図太い)

技:オーバーヒート、シャドーボールトリックルーム、呪い

 

ザシアン対策兼トリル要因2です。この構築にはほぼ確定で相手のザシアンが選出されるため、受け出しからのトリル展開を狙っていきます。運よく火傷を引けると、ザシアン軸にはそのままゲームセットまで持ち込めます。

ステロで削られてザシアンに強引に突破されないように、厚底ブーツを採用していますが、ゴツゴツメットやナモの実も選択肢になるかと思います。

攻撃技は呪いによる起点回避ができることから、オーバーヒートを採用しています。

 

 

 

ミミッキュゴツゴツメット

実数:162-110-145(↑)-×-126-116

努力値:HB余りD(腕白)

技:鬼火、かげうち、トリックルーム、呪い

 

黒バド対策兼トリル要因3です。

この構築はウーラオスが少し重いのですが、このポケモンで鬼火を撒いて誤魔化してました。

化けの皮によるクッションやゴツメによるスリップダメージなど、雑に選出しても腐りにくいのが魅力的なポケモンでした。

 

 

 

④ウオノラゴン@鉢巻

実数:197-156(↑)-120-×-101-72(↓)

特性:がんじょうあご

努力値:HA余りB(最遅勇敢)

技:エラがみ、逆鱗、サイコファングかみくだく

 

トリルエースであり、白バドでは突破が難しいポリゴン2やホウオウなどの高耐久炎タイプの対策枠です。

実数値72と多くのポリゴン2より遅く、トリル下ではポリ2の受け出しを許しません。

白バドにザシアンが出てくるタイミングでトリル→次のターンに白バドからウオノラゴンに交換して巨獣斬を受ける…と動くと、トリルを3ターン残しつつ、次のターンからエラがみを連打できます。

 

 

 

ニンフィア@オボン

実数:202-76(↓)-85-178(↑)-150-81

努力値:HC余りS(控え目)

技:ハイパーボイスシャドーボール、瞑想、電光石火

 

パーティの穴埋め枠1(ウーラオス、黒バド対策)です。

黒バドへのメタとしてシャドーボールを搭載し、対面から勝てるようにしています。

また、オーロンゲの壁展開への対策枠でもあります。

初手に投げて瞑想を積むことで、リフレクターを貼るのを防ぎます。

例)1t目 ロンゲ:光の壁 ニンフ:瞑想

  2t目 ロンゲ:挑発  ニンフ:ハイパーボイス

  3t目 ニンフ:電光石火→ロンゲ落ちる

シーズン中はこれで問題なく倒せていたのですが、Dに厚く振ったロンゲは乱数になるため、ここを重く見るならプレートにすべきでした。

今回は鉢巻水ウーラオスに対面で勝てることを意識してオボンを採用しました。

余談ですが、ドヒドイデVSニンフィアの対面を作ると、相手は後ろのゴチルゼルを意識して悪ウーラオスイベルタルに交換読み交換をすることが多かったため、とりあえず一回居座ってハイパーボイスを打っていました。

 

 

 

ゴチルゼル@スカーフ

実数:177-×-115-115-178(↑)-86

努力値:HD余りS(おだやか)

技:トリック、アシストパワー、コスモパワー、眠る

 

パーティの穴埋め枠2(受け対策)です。

重くなりやすい水の高耐久ポケモンをハメていきます。

構築にいるだけで相手の動きに制限をかけられるのは大変強力なのですが、ハメるのが楽しすぎて自分の選出も歪みやすいのが難しかったです。

今使うならトリック後のスカーフトリトドン抜きぐらいまでSを振るのがいいと思います。

出さなくても機能するので、いっそ襷を持たせて、ミラコ/トリル/サイキネ/挑発とかで4匹目のトリル要因として扱う方が強かったかもしれません。

この枠は他にもいくつか試したため、没案を別の記事でいつか書こうと思います。

 

 

 

【選出パターン】

選出は、トリル枠(シャンデラミミッキュ)+エース(白バド、ウオノラゴン)+自由枠(ゴチルゼル以外のポケモン)となることが多かったです。

基本的に相手の伝説枠に合わせて選出を決めていました。

 

●対ザシアン軸

→白バド、シャンデラ、ウオノラゴン or ニンフィア

ザシアンの取り巻きに白バドが強いため、シャンデラでザシアンを受けつつ、トリルを展開していきます。伝説同士の相性は悪いですが、意外にも勝率はよかったです。

 

●黒バド軸

ニンフィア(先発)、ミミッキュ、白バド or ウオノラゴン

ニンフィアがウーラオスと黒バドの両方に強いため、先発が比較的安定しました。

ウオノラゴンを選出したときは、トリックルームを1回しか貼れないことが多く、ターン管理が難しかったです。

 

カイオーガ

ミミッキュ、白バド、ウオノラゴン

ミミッキュで初手からトリルを展開し、ウオノラゴンを通していきます。

水無効のポケモンがいた場合は、白バドを通すことを意識します。

 

ネクロズマ

シャンデラ、ウオノラゴン、自由枠

ネクロズマは高威力の等倍技で押すのが有効なため、シャンデラVSネクロズマの対面を作り、トリルを展開→ウオノラゴンでエラがみを連打します。

 

●ゼルネアス軸(壁展開)

ニンフィアシャンデラ、白バド or ノラゴン

ニンフィアで壁展開を阻害し、シャンデラによるトリルからエースを展開します。

 

●ムゲンダイナ軸(受けループ)

→白バド、ミミッキュゴチルゼル

トリルは受け回しに有効ではないため、ゴチルゼルでキャッチして強引に突破を狙っていきます。

 

 

【重かったポケモン

スイクン、火炎玉ミロカロスなどの高耐久水タイプ

→A+1白バドで強引に突破するか、ゴチルゼルでキャッチするしか突破できません。

 

●鉄壁ナットレイ

→トリル下で先制で積まれるとかなり苦しいポケモンでしたが、あまりいなくて助かりました(採用率20%前後)。

 

 

 

【あとがき】

ダイマックスなしのルールは昔のルールに近く、大変楽しかったです。

ただ、禁止伝説ありのルールだと、対抗できる一般ポケモンが限られるため、メンツが固定化しやすいのは欠点ですね…

来シーズンも禁伝ありなので、せめてダイパリメイクで環境に何らかの変化があると嬉しく思います。

以上、ここまで読んでくださって、ありがとうございました。