【S26 最終115位(レート2003)】白バド+トリルトリックミミッキュ
初めましての方は初めまして。スコールと申します。
レート2,000を達成できたので、記念に記事を書きました。
来期からはルールが変わることもあり、参考になるかはわかりませんが、よろしければお付き合いください。
<使用構築>
白バド+シャンデラ+ミミッキュ+アシレーヌは前期の構築と同じ並びです。
(一応下のリンクがS25の構築記事です。読む必要はありません。)
https://squall-uselesstext.hatenablog.com/entry/2022/01/02/234120
<構築経緯>
①使い慣れている白バド+シャンデラ+トリルミミッキュからスタート
④白バドを通せない時のサブプランとして水ウーラオス
といった流れで完成しました。
<個別解説>
①白バドレックス@溶けない氷
白バドの画像がないのが悲しい…
前シーズンも使用した身代わり+トリル型のバドレックスですが、性格と持ち物を変更しました(以前は勇敢・食べ残し)。
意地にしたのはカバルドンの上を取りやすくするためです。
持ち物の変更により体力管理は少し難しくなりましたが、火力不足を感じることが少なくなりました。また、半減ダイアイスとダイアースの威力がそう変わらなくなるため、透かされやすいダイアースを無理して打たなくてよいのも精神衛生上よかったです。
トリル白バドの欠点の1つに、地面技と氷技の択が発生しやすく、安定しないことが挙げられます。
例として、トリル残り2ターン、HP2/3程度のザシアンとバドレックスが対面していて、相手の裏にはサンダーがいる…といった状況を考えてみます。
もし相手がサンダーに交換して地面技を透かされた場合、次のターンでサンダーを倒せても、トリルが切れた状態でザシアンと対面することになります。そうなることを避けるためには、この択に勝たねばなりません。
目の前の相手が氷半減にも関わらず氷技を打つさまは、まさに”逆さバトル”。
自分はこの逆さバトルが苦手だったこともあり、択を回避するため”身代わり”を採用しました。これにより安定択が発生するだけでなく、トリルターンの調整による再展開も容易になります。
また、ゲーム中一度も身代わりを見せないことで、相手の意識外から不意打ちを透かして勝つことができるのも好感触でした。
②ミミッキュ@まんぷくお香
お香トリック+トリル両採用という欲張ったミミッキュです。
主に初手に投げて、2種のS操作で白バドが確実に上を取れる状況を作ります。
もともとはトリックの枠が鬼火だったのですが、ポリゴン2、やどみがカグヤといった耐久ポケモンが構築として重かったため、苦肉の策でこのような変な型になりました。
耐久系のポケモンから回復アイテムを取り上げることで、裏のバドレックスを通しやすくなります。
呪いのイメージがあるためか身代わりを撃たれづらく、トリックは決まりやすかったです。
ただ、トリックでチョッキが回ってくると行動が大幅に制限されるため、そこは注意が必要でした。
③シャンデラ@ゴツゴツメット
167(252)-67( )-156(252)-165( )-111(4)-100( )
ぽけっとふぁんくしょん!
主にザシアンに投げてトリルを展開していきます。Bに特化することで、A特化ザシアンの巨獣斬→ワイルドボルトを高確率で耐えることができます。
ザシアンに対して2回スリップダメージを入れてバドレックスの10万馬力圏内にするため、ゴツメを持たせました。
火力に努力値を割けないので、無振りでもザシアンを倒せるよう炎技はオバヒを採用しました。
無振りでもそこそこの火力があり、ダイマックスエースとしても運用することが可能です。相手に炎の一貫性があれば白バドを切ってでもダイマする場面があります。
ザシアン対面は基本トリルを打つのですが、相手の構築にカバがいる場合はトリルを逆利用されないようにオバヒから入る場合もあります。
ステロあくびでシャンデラを削られてザシアンの一貫を作られないように注意しましょう。
④アシレーヌ@イバン
こらイバ型のアシレーヌです。
白バドレックスが苦手とする悪ウーラオス・ヒードランに後投げして、クイックターンにより有利対面を作り出します。相手の悪ラオスが鉢巻だったとしても、2サイクル目の強打でイバン圏内に入るため、上からのムンフォで処理できます。
アリアでなく熱湯採用なのは、ザシアン軸に水技をためらわずに打つためでしたが、身代わり貫通が欲しい場面も多く、ここはもう少し検討すべきでした。
他にもレシラム・ウルガモスなど、バドレックスが苦手としやすい炎タイプのポケモンをカバーしてくれるちょうどいいポケモンでした。
ダストシュート持ちのエースバーンは厳しかったですが...
エースバーンのダストシュート採用率2割というのが信じられません。後半のエースバーンは全員持っていたような気さえするんですが...
⑤ナットレイ@食べ残し
ナットレイ@たべのこし(てつのトゲ・のんき)
181(252)-115(4)-201(252)-74( )-136( )-22( )
ジャイロボール/ボディプレス/てっぺき/やどりぎのタネ
ぽけっとふぁんくしょん!
熱風採用型は例外ですが、ほとんどのネクロズマを後出しから流せます。
火力が低すぎて相手のサイクルに負荷をかけづらいのは少し気になりましたが、対ネクロズマ、カイオーガ軸にはしっかり活躍してくれたこともあり、この構築に必要なポケモンでした。
鉄壁レジスチルをこの枠で試していた時期もありましたが、ネクロズマに龍舞ダイアースで吹っ飛ばされたため、最終的にナットレイに戻ってきました。
⑥水ウーラオス@珠
ウーラオス水@いのちのたま(ふかしのこぶし・ようき)
175(0)-182(252)-121(4)-74(0)-80( )-163(252)
インファイト/すいりゅうれんだ/かみなりパンチ/つばめがえし
ぽけっとふぁんくしょん!
最後に入ってきた枠です。
主にディアルガ、ミミッキュ、コピーされた白バド(メタモン)の相手をします。
耐久に振ってないミミッキュを確定で倒せるように珠を持たせました。
白バドとは攻撃範囲を補完しあっていて、こちらが苦手とするサンダーを白バドの起点にできるのが優秀でした。
技はダイジェットとして抜き性能を高められる燕返し、構築として呼びやすい水タイプへの打点となる雷パンチで固定していました。
実際、最終戦に+1ダイサンダーでドヒドイデを倒して勝てたので、技自体は間違ってなかったと思います。
構築とは関係ないんですが、記事を書くために確認したらこのウーラオスが♀だったのでびっくりしました。にわかなので♂しかいないポケモンだと思ってました。
<基本選出>
【 ミミッキュ(先発) + 白バド + 自由枠 】が選出として一番多かったです。
ザシアン、ネクロズマ、レシラムとキュレムのみこのパターンから外れた選出でした。
-
ザシアン軸
→シャンデラ+白バド+自由枠
悪ラオスと組んでいるザシアンが多かったため、自由枠はアシレーヌを選出することが多かったです。
シャンデラVSザシアンの対面を作ってトリル展開していきます。
→ナットレイ+2枠
ナットレイによる積ませを狙っていきます。熱風採用型はそっと降参します。
白バドはネクロズマに大きく不利がつくこともあって、選出しないこともしばしばありました。
- レシラム、キュレム軸
カッコいい名前の型破りのせいでミミッキュの初手展開ができません。
<つらかったポケモン・並び>
- 歌うラッキー
トリル下で白バドに先制して眠らせてくる恐怖のポケモン。物理型の伝説ということもあり、あまり選出されなかったことだけが救いでした。
- 初手ダイマ珠レシラム
アシレーヌをうまく合わせないとまるで勝てません。物理型はまだ何とかなります。
- 黒バド+襷エースバーン+珠ミミッキュ(対面選出)
相手が初手ダイマしてくれればなんとかなりますが、そうでない場合は相当きつかったです。
- 熱風ネクロズマ
無理です。風が吹いてきたら降参しましょう。
<終わりに>
6世代(XY)の頃はレート2,000を達成できず、ポケモン自体やめてしまったので、数年越しに達成できてとても嬉しいです。
まだ戦う方は頑張ってください。ヒスイ地方から応援しています。
以上、ここまで見てくださってありがとうございました。